(引用元:PR TIMES)
SPACE COTAN株式会社は、民間ロケットを含む複数種のロケットを高頻度で打ち上げ可能にする射場基盤技術の開発について、JAXAの宇宙戦略基金「将来輸送に向けた地上系基盤技術」に採択されました。運営する商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」の商業化を見据え、ロケットと地上設備を共通化するインターフェース技術、極低温推進薬の高速充填・管理技術、複数種ロケットに対応可能な無線技術、精密気象予測技術などを開発し、2030年代前半に年間30回程度の打上げを目指す国のKPIに貢献していく方針です。
本プロジェクトには、株式会社岩谷技研、NECネッツエスアイ株式会社、株式会社応用気象エンジニアリング、清水建設株式会社、国立大学法人室蘭工業大学が連携機関として参画し、2028年度までの技術検証完了を目標としています。SPACE COTANはこれらの成果を通じて、日本の打上げ能力向上と宇宙産業の発展に寄与していく考えです。